ニキビ跡治療といえば、イントラセル、ダーマペン、フラクショナルレーザーなどを思い浮かべる方も多いことでしょう。しかし、ニキビ跡の状態によっては、このような治療ではなかなか効果が出ないこともあります。そのような場合、自分自身の皮膚や細胞を用いてニキビ跡の改善を図る、皮膚移植の治療が行われることがあるのです。
皮膚移植の方法の一つは、パンチグラフです。ニキビ跡をパンチでくり抜いて、耳たぶの裏など他の部位から取ってきた皮膚を縫い付けます。自分自身の皮膚を移植することから、ニキビ跡が改善された自然な肌の状態への回復を目指せます。
ここでは、手術(皮膚移植)の流れを解説します。皮膚移植に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
カウンセリングにて、ニキビ跡の状態を医師にチェックしてもらい、最適と考えられる治療法の提案をしてもらいます。ここで、疑問点・不安に思う点なども医師に確認しておくことで、落ち着いて施術に臨めるでしょう。
皮膚を移植するために、メイクや顔の汚れを洗顔で洗い落とします。
麻酔の注射などを用いて、施術中の痛みの軽減を図ります。
パンチで皮膚をくり抜き、他の部位から切り取った皮膚を縫い付けたり、埋め込んだりします。
痛み止めを処方してもらいます。
施術箇所にテープを貼ったり、ガーゼを当ててもらったりしますので、施術箇所が多ければ目立ってしまう可能性があります。また、人にもよりますが、麻酔が切れると痛みを感じるケースも。皮膚が切り取られた箇所は、小さな傷として残ります。さらに、皮膚移植のリスクとして、移植した皮膚が壊死する可能性があることも覚えておきましょう。
あらゆるニキビ跡治療を試しても状態が改善されない場合、皮膚移植を試してみると良いでしょう。自分の皮膚を使って、ニキビ跡の改善を促せます。ただし、手術でニキビ跡を目立たなくするためには、高度な縫合技術が必要。腕の良い医師を探し出す必要があります。
また、なかには皮膚をくり抜いたり、他の部位から皮膚を切り取ったりすることに抵抗を感じる方もいらっしゃることでしょう。そのような方は、まずはレーザー治療を試してみてはいかがでしょうか。このサイトでは、東京都内でもレーザーの取り扱い数の多いクリニックをご紹介していますので、まだレーザー治療をしたことがない方は、ぜひ参考にしてみてください。
※上記はあくまでも目安です。ニキビ跡治療は基本的に美容医療となるため、保険は適用されません。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断により費用・治療期間・治療回数は大きく変動します。治療方法によっては表面麻酔等の費用が別途発生する可能性もありますので、クリニックまで直接お問い合わせください。
【ニキビ跡のレーザー治療におけるリスク・副作用】
個人差はありますが、レーザーを照射した箇所がヒリヒリしたり、赤くなったり、色素沈着が生じたりする可能性があります。フラクショナル照射(点状照射)の場合には、皮膚のザラつき、点状の出血、点状のかさぶたなどが生じる可能性もあります。
また、ニキビ跡治療に限らず、レーザー治療全般において疼痛・色素沈着・ざ瘡悪化といったリスクがあるので把握しておきましょう。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断によっても異なりますので、より詳しい副作用・リスクについては受診を検討しているクリニックまで直接お問い合わせください。
【サイト内に掲載している医療機器について】
皮下組織の炎症、炎症後の色素沈着、毛穴周辺の皮膚組織破壊、過剰な皮膚組織の再生・修復による肌の凹凸やしこりなど、ニキビ跡の原因は多岐にわたります。そのため、国内では医薬品医療機器等法上、「ニキビ跡の治療」を目的として厚生労働省に承認されている機器はありません。
ただし、「皮膚のフラクショナルリサーフェーシングを目的とした軟組織の蒸散」「正常組織の切開、病変組織の切除または蒸散」等の目的で承認されている医療機器を、ニキビ跡治療に利用するケースは多々あります。厚生労働省に承認されているかどうかの判断は、医療機器の使用目的によって変わってきますので、詳しくは対象となる医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせくださいませ。
【国内未承認医療機器の入手経路】
当サイトに掲載している医療機器の中には、国内未承認の医療機器が一部含まれています。入手経路については、国内販売代理店を通して購入しているケースや、医師による個人輸入のケース等、クリニックによって異なります。詳しくは各医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせください。
【諸外国における安全性等に係る情報の明示】
国内外において、ニキビ跡への使用における重大なリスク・副作用は報告されておりません(2023年5月時点)。
ニキビ跡治療に使用する
レーザー機器を
豊富にそろえた
東京のクリニック
ニキビ跡をレーザーで治療したい方へ。
ニキビ跡が残ってしまった原因や体質・肌質は患者一人ずつで異なります。また、ニキビ跡治療に使われるレーザーにも多彩な種類があるため、
その症状に合った(治療の相性がよい)レーザー機械であることがニキビ跡治療の近道になります。過去にニキビ跡治療が進まなかった方でもマシンを変えると効果が現れるかもしれません。そのためには、
よりレーザー機器の選択肢が多いクリニックを選びましょう。
ここではニキビ跡に治療にレーザー機械を使用する東京都内のクリニックを調べ、
取り扱いレーザー機器の種類が多いクリニック上位3院をご紹介します。
※2021年9月1日に、Googleで「ニキビ跡レーザー 東京」で検索し、上位に上がった東京都内のクリニック100院を調べた情報。単なるレーザー機器の取り扱い数ではなく「ニキビ跡治療」に使用すると公式サイトに明記されている種類を調べました。
掲載サイト内で最多の
レーザー取り扱い
セオリークリニック
画像引用元:セオリークリニック公式
https://theory-clinic.com/
種類
8種
レーザーの種類
「サイトンヘイロー」をはじめとする8種のレーザーに、サブシージョンやポテンツァなどニキビ治療の方法を多彩に展開。
移転直後の綺麗な環境で
ニキビ跡治療
みやた形成外科・
皮ふクリニック
画像引用元:みやた形成外科・皮ふクリニック公式
https://www.toracli.com/
種類
6種
レーザーの種類
2021年9月に同エリアの別ビルに移転。エコツーやコアといった米国産のレーザーのほか、多数のレーザー機器でニキビ跡治療を進めます。
ニキビ跡の
赤みが気になるなら
美容皮膚科
タカミクリニック
画像引用元:美容皮膚科タカミクリニック公式
https://takamiclinic.or.jp/
種類
4種
レーザーの種類
ニキビとニキビ跡の治療をメインに設立されたクリニック。レーザーのほか「タカミピーリング」でも知られています。