イントラセルとはコーティングされた極細針を肌に挿入し、高周波を照射する治療法のことです。肌がダメージから回復する際に、エラスチンやコラーゲンなどの生成を促進します。また、真皮層の深い所にまで熱のエネルギーを伝えることができるため、ニキビ跡のクレーターの改善を目指せるのです。
イントラセルは、極細の針が肌の表面部分に挿入されるだけなので、肌へのダメージが抑えられ、ダウンタイムが少ない傾向にあります。なお、イントラセルの進化版は、ポテンツァと呼ばれます。
ここでは、イントラセルの治療の流れを解説します。イントラセルの施術を受けてみたいと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
肌のコンディションをチェックしてもらい、今肌がどういった状態であるかを見極めてもらって、施術回数や施術範囲などを提案してもらいます。この際、イントラセルの治療に関して疑問や不安に思っていることがあれば、医師に聞いておくと良いでしょう。
イントラセルの施術前に、メイクや顔の汚れを洗い落とします。クレンジングの際は、低刺激の洗顔料を用います。
施術中の痛みを軽減するため、照射箇所に麻酔を塗布します。
肌のコンディション・症状に合わせて照射し、施術を進めます。
施術後は肌がほてっていますので、しっかり冷却して施術後のダウンタイムの軽減を図ります。
施術後の肌のケア方法について説明を受けます。なお、クリニックによってはオプションで、成長因子グロースファクターといった成分を肌に塗ることも可能。
施術後に熱感や腫れ、内出血が生じたり、針跡がしばらく残ったり、数時間程度赤みが出たりすることがあります。かさぶたができますが、約1週間で自然に剥がれ落ちます。また、日焼け止めを塗ったり、日傘を用いたりして紫外線対策を行い、色素沈着ができるのを防がなければなりません。
なお、金属プレート・ペースメーカーが体に中に埋め込まれている方、皮膚疾患のある方はイントラセルの施術を受けられません。
イントラセルは、極めて細い針を皮膚に挿入し、コラーゲンの生成を促進したり、肌の奥にある真皮層にまで熱を届けて、ニキビの改善を促せたりする施術です。ダウンタイムも少ない傾向にあります。
魅力的な施術ではありますが、なるべく費用を抑えて治療をしたい方は、ぜひレーザー治療もチェックしてみてください。クリニックにもよりますが、イントラセルの施術より費用が安い傾向にあります。このサイトでは、東京都内でもレーザーの取扱数の多いクリニックを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
※上記はあくまでも目安です。ニキビ跡治療は基本的に美容医療となるため、保険は適用されません。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断により費用・治療期間・治療回数は大きく変動します。治療方法によっては表面麻酔等の費用が別途発生する可能性もありますので、クリニックまで直接お問い合わせください。
【ニキビ跡のレーザー治療におけるリスク・副作用】
個人差はありますが、レーザーを照射した箇所がヒリヒリしたり、赤くなったり、色素沈着が生じたりする可能性があります。フラクショナル照射(点状照射)の場合には、皮膚のザラつき、点状の出血、点状のかさぶたなどが生じる可能性もあります。
また、ニキビ跡治療に限らず、レーザー治療全般において疼痛・色素沈着・ざ瘡悪化といったリスクがあるので把握しておきましょう。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断によっても異なりますので、より詳しい副作用・リスクについては受診を検討しているクリニックまで直接お問い合わせください。
【サイト内に掲載している医療機器について】
皮下組織の炎症、炎症後の色素沈着、毛穴周辺の皮膚組織破壊、過剰な皮膚組織の再生・修復による肌の凹凸やしこりなど、ニキビ跡の原因は多岐にわたります。そのため、国内では医薬品医療機器等法上、「ニキビ跡の治療」を目的として厚生労働省に承認されている機器はありません。
ただし、「皮膚のフラクショナルリサーフェーシングを目的とした軟組織の蒸散」「正常組織の切開、病変組織の切除または蒸散」等の目的で承認されている医療機器を、ニキビ跡治療に利用するケースは多々あります。厚生労働省に承認されているかどうかの判断は、医療機器の使用目的によって変わってきますので、詳しくは対象となる医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせくださいませ。
【国内未承認医療機器の入手経路】
当サイトに掲載している医療機器の中には、国内未承認の医療機器が一部含まれています。入手経路については、国内販売代理店を通して購入しているケースや、医師による個人輸入のケース等、クリニックによって異なります。詳しくは各医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせください。
【諸外国における安全性等に係る情報の明示】
国内外において、ニキビ跡への使用における重大なリスク・副作用は報告されておりません(2023年5月時点)。
ニキビ跡治療に使用する
レーザー機器を
豊富にそろえた
東京のクリニック
ニキビ跡をレーザーで治療したい方へ。
ニキビ跡が残ってしまった原因や体質・肌質は患者一人ずつで異なります。また、ニキビ跡治療に使われるレーザーにも多彩な種類があるため、
その症状に合った(治療の相性がよい)レーザー機械であることがニキビ跡治療の近道になります。過去にニキビ跡治療が進まなかった方でもマシンを変えると効果が現れるかもしれません。そのためには、
よりレーザー機器の選択肢が多いクリニックを選びましょう。
ここではニキビ跡に治療にレーザー機械を使用する東京都内のクリニックを調べ、
取り扱いレーザー機器の種類が多いクリニック上位3院をご紹介します。
掲載サイト内で最多の
レーザー取り扱い
セオリークリニック
種類
8種
レーザーの種類
「サイトンヘイロー」をはじめとする8種のレーザーに、サブシージョンやポテンツァなどニキビ治療の方法を多彩に展開。
移転直後の綺麗な環境で
ニキビ跡治療
みやた形成外科・
皮ふクリニック
種類
6種
レーザーの種類
2021年9月に同エリアの別ビルに移転。エコツーやコアといった米国産のレーザーのほか、多数のレーザー機器でニキビ跡治療を進めます。
ニキビ跡の
赤みが気になるなら
美容皮膚科
タカミクリニック
種類
4種
レーザーの種類
ニキビとニキビ跡の治療をメインに設立されたクリニック。レーザーのほか「タカミピーリング」でも知られています。