このページでは、ニキビ跡の治療に使用されているフラクショナルレーザーについて紹介しています。どのような治療なのか、また考えられるリスクについてまとめていますので、参考にしてみてください。
フラクショナルレーザーとは、人がもともと持っている自然治癒力を利用して、肌質の改善を目指す医療レーザー治療を指します。皮膚に微細なマイクロレーザーを照射することによって皮膚の深部に熱ダメージを与えますが、このとき肌はそのダメージを回復しようとします。このことによりコラーゲンの生成が促されることになり、キメの細かい肌を目指せる、という仕組みになっています。
ちなみに、レーザーをマイクロドット状に照射する技術を「フラクショナルテクノロジー」と呼びます。フラクショナルレーザーはこの技術を使用した施術となります。
フラクショナルレーザーでは、さまざまなスキンケアを期待できるとされています。
例えば、傷跡やニキビ跡、毛穴の開き、黒ずみ、シワやたるみのへのアプローチが期待できるとされています。
特に、重度のニキビ跡などには炭酸ガスを用いる「アブレイティブタイプ」と呼ばれるフラクショナルレーザーを用いて施術を行っていくことが一般的です。
施術を行う際に知っておきたいリスクとしては、施術によってゴムで弾かれるような痛みがあるという点が挙げられます。あまりにも痛みを感じる場合には、レーザーの出力を下げる、また冷却や麻酔クリームといった形で痛みを和らげる方法が考えられます。どのような処置が受けられるかはクリニックによって異なりますので、まず相談してみましょう。
他には赤みが数日続いたり、まれに色素沈着が起きる場合があります。ただし、時間が経つにつれてだんだんと薄くなっていくとされています。
気になるニキビ跡の治療方法として、フラクショナルレーザーについて紹介しました。ニキビ跡の傷跡や開いてしまった毛穴、黒ずみなどさまざまな肌悩みの改善を目指せる施術となっています。
ニキビ跡の治療を検討されている方は、候補の一つとしてこのフラクショナルレーザーを検討してみても良いでしょう。まずはこの施術を取り扱っているクリニックで話をしっかりと聞き、治療を受けるかどうかを考えてみてください。
※上記はあくまでも目安です。ニキビ跡治療は基本的に美容医療となるため、保険は適用されません。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断により費用・治療期間・治療回数は大きく変動します。治療方法によっては表面麻酔等の費用が別途発生する可能性もありますので、クリニックまで直接お問い合わせください。
【ニキビ跡のレーザー治療におけるリスク・副作用】
個人差はありますが、レーザーを照射した箇所がヒリヒリしたり、赤くなったり、色素沈着が生じたりする可能性があります。フラクショナル照射(点状照射)の場合には、皮膚のザラつき、点状の出血、点状のかさぶたなどが生じる可能性もあります。
また、ニキビ跡治療に限らず、レーザー治療全般において疼痛・色素沈着・ざ瘡悪化といったリスクがあるので把握しておきましょう。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断によっても異なりますので、より詳しい副作用・リスクについては受診を検討しているクリニックまで直接お問い合わせください。
【サイト内に掲載している医療機器について】
皮下組織の炎症、炎症後の色素沈着、毛穴周辺の皮膚組織破壊、過剰な皮膚組織の再生・修復による肌の凹凸やしこりなど、ニキビ跡の原因は多岐にわたります。そのため、国内では医薬品医療機器等法上、「ニキビ跡の治療」を目的として厚生労働省に承認されている機器はありません。
ただし、「皮膚のフラクショナルリサーフェーシングを目的とした軟組織の蒸散」「正常組織の切開、病変組織の切除または蒸散」等の目的で承認されている医療機器を、ニキビ跡治療に利用するケースは多々あります。厚生労働省に承認されているかどうかの判断は、医療機器の使用目的によって変わってきますので、詳しくは対象となる医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせくださいませ。
【国内未承認医療機器の入手経路】
当サイトに掲載している医療機器の中には、国内未承認の医療機器が一部含まれています。入手経路については、国内販売代理店を通して購入しているケースや、医師による個人輸入のケース等、クリニックによって異なります。詳しくは各医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせください。
【諸外国における安全性等に係る情報の明示】
国内外において、ニキビ跡への使用における重大なリスク・副作用は報告されておりません(2023年5月時点)。
ニキビ跡治療に使用する
レーザー機器を
豊富にそろえた
東京のクリニック
ニキビ跡をレーザーで治療したい方へ。
ニキビ跡が残ってしまった原因や体質・肌質は患者一人ずつで異なります。また、ニキビ跡治療に使われるレーザーにも多彩な種類があるため、
その症状に合った(治療の相性がよい)レーザー機械であることがニキビ跡治療の近道になります。過去にニキビ跡治療が進まなかった方でもマシンを変えると効果が現れるかもしれません。そのためには、
よりレーザー機器の選択肢が多いクリニックを選びましょう。
ここではニキビ跡に治療にレーザー機械を使用する東京都内のクリニックを調べ、
取り扱いレーザー機器の種類が多いクリニック上位3院をご紹介します。
掲載サイト内で最多の
レーザー取り扱い
セオリークリニック
種類
8種
レーザーの種類
「サイトンヘイロー」をはじめとする8種のレーザーに、サブシージョンやポテンツァなどニキビ治療の方法を多彩に展開。
移転直後の綺麗な環境で
ニキビ跡治療
みやた形成外科・
皮ふクリニック
種類
6種
レーザーの種類
2021年9月に同エリアの別ビルに移転。エコツーやコアといった米国産のレーザーのほか、多数のレーザー機器でニキビ跡治療を進めます。
ニキビ跡の
赤みが気になるなら
美容皮膚科
タカミクリニック
種類
4種
レーザーの種類
ニキビとニキビ跡の治療をメインに設立されたクリニック。レーザーのほか「タカミピーリング」でも知られています。