炎症のないニキビや炎症を起こして赤くなってしまったニキビなど、状態によってニキビの種類も異なります。それぞれに合った治療法があるので、自分がどの状態なのかを確認するといいでしょう。ニキビの種類や見分け方についてご紹介します。
ニキビには、白や赤、茶色などさまざまな種類があり、色によって状態がわかります。白ニキビ⇒黒ニキビ→赤ニキビ→黄色ニキビと進行していき、それぞれによって治療法も異なるのです。自分で判断して間違ったケアをしていると、ニキビを悪化させてしまう可能性も。ニキビ跡は「赤」というイメージがあるかもしれません。ニキビ跡も赤だけではなく、茶色やクレーター、しこりになるものもあります。ニキビの種類についてまとめました。
白くプッとした吹き出物が「白ニキビ」です。毛穴に詰まった皮脂や老廃物が毛穴から盛り上がっている状態。洗顔が不十分だったり、脂っこいものを食べすぎたり、ホルモンバランスの乱れや肌の乾燥によっても皮脂が詰まりやすくなります。ニキビが悪化しているわけではなく、炎症も起こしていません。アクネ菌の増殖も始まっていないため、この段階で治療をすればニキビ跡になるのを防ぐことができます。白ニキビができたら生活習慣や洗顔を見直してみるといいですね。肌が乾燥していると皮脂の分泌も増えます。保湿は十分ですか?確認してみましょう。
「いちご鼻」といわれているように、小鼻に黒くポツポツができる吹き出物が「黒ニキビ」です。毛穴に古い角質や皮脂が詰まり、空気に触れることで黒く変色している状態。黒ニキビはおでこや小鼻など皮脂の分泌が多いTゾーンにできやすいのが特徴です。黒ニキビの状態で治療をすると、ニキビ跡が残る可能性は低くなります。黒ニキビができたら洗顔を見直しましょう。ただし、ゴシゴシ洗いはNG!毛穴が大きく開いて余分な皮脂や汚れをためこみやすくなりますよ。たっぷりの泡でやさしく洗ってくださいね。
赤ニキビは、皮脂や老廃物がたまって詰まっているところにアクネ菌が増殖して炎症を起こしている状態です。炎症を起こすと、痛みやかゆみを伴います。そのままにしておくと重症化し、ニキビ跡になる可能性も。赤ニキビは一度できると治りにくいといわれています。刺激を与えるともっとひどくなるので、顔を指先でいじらないように注意しましょう。指でつぶして治そうとしてはいけません。刺激が少なく、皮脂を落としすぎない洗顔料でそっと洗いましょう。しっかりすすいだら肌質に合った化粧水で保湿してくださいね。赤ニキビは皮膚科で治療することができますよ。
黄色く膿をもっているのが「黄ニキビ」です。アクネ菌のほかに黄色ブドウ球菌もニキビに入り込んで増殖している状態。痛みを伴います。早めに治療をしないと炎症が一気に広がってしまうかもしれません。黄色ニキビは自分でつぶしてしまうとニキビ跡が残ります。洗顔をするときは、ニキビを傷つけないように洗顔料をしっかり泡立ててやさしく洗ってください。つぶしてしまったときは、雑菌が入らないように清潔に保ちましょう。炎症を起こしているときは自分で判断せず病院で治療するといいですね。
紫ニキビは、内部に血と膿が溜まって赤紫色に腫れあがっている状態。毛穴の周りも炎症を起こしているため、治療後もニキビ跡が残る可能性が高くなります。早めに病院で治療を受けましょう。病院では、患部を切開して膿や血を出す、漢方薬の内服、外用薬、注射など治療を行います。また、レーザー治療やLED光治療などで肌を改善へと導く方法もあるようです。
紫ニキビまで重症化してしまうのは、皮膚の表面だけではなくほかに原因があるのかもしれません。例えば、ホルモンバランスや生理の乱れ、血行不良、ストレスなど。体や心のコンディションにも目を向けてみましょう。
ニキビには、白ニキビや黒ニキビ、赤ニキビといった5つのタイプがあります。初期段階であれば自分でケアすることができますが、ひどくなると炎症を起こしたり、膿が出たり、痛みやかゆみが伴うこともあります。ニキビ跡ができてしまうと、なかなか治りません。ニキビのタイプによって施術も異なります。困ったときはクリニックに相談してみましょう。
※上記はあくまでも目安です。ニキビ跡治療は基本的に美容医療となるため、保険は適用されません。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断により費用・治療期間・治療回数は大きく変動します。治療方法によっては表面麻酔等の費用が別途発生する可能性もありますので、クリニックまで直接お問い合わせください。
【ニキビ跡のレーザー治療におけるリスク・副作用】
個人差はありますが、レーザーを照射した箇所がヒリヒリしたり、赤くなったり、色素沈着が生じたりする可能性があります。フラクショナル照射(点状照射)の場合には、皮膚のザラつき、点状の出血、点状のかさぶたなどが生じる可能性もあります。
また、ニキビ跡治療に限らず、レーザー治療全般において疼痛・色素沈着・ざ瘡悪化といったリスクがあるので把握しておきましょう。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断によっても異なりますので、より詳しい副作用・リスクについては受診を検討しているクリニックまで直接お問い合わせください。
【サイト内に掲載している医療機器について】
皮下組織の炎症、炎症後の色素沈着、毛穴周辺の皮膚組織破壊、過剰な皮膚組織の再生・修復による肌の凹凸やしこりなど、ニキビ跡の原因は多岐にわたります。そのため、国内では医薬品医療機器等法上、「ニキビ跡の治療」を目的として厚生労働省に承認されている機器はありません。
ただし、「皮膚のフラクショナルリサーフェーシングを目的とした軟組織の蒸散」「正常組織の切開、病変組織の切除または蒸散」等の目的で承認されている医療機器を、ニキビ跡治療に利用するケースは多々あります。厚生労働省に承認されているかどうかの判断は、医療機器の使用目的によって変わってきますので、詳しくは対象となる医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせくださいませ。
【国内未承認医療機器の入手経路】
当サイトに掲載している医療機器の中には、国内未承認の医療機器が一部含まれています。入手経路については、国内販売代理店を通して購入しているケースや、医師による個人輸入のケース等、クリニックによって異なります。詳しくは各医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせください。
【諸外国における安全性等に係る情報の明示】
国内外において、ニキビ跡への使用における重大なリスク・副作用は報告されておりません(2023年5月時点)。
ニキビ跡治療に使用する
レーザー機器を
豊富にそろえた
東京のクリニック
ニキビ跡をレーザーで治療したい方へ。
ニキビ跡が残ってしまった原因や体質・肌質は患者一人ずつで異なります。また、ニキビ跡治療に使われるレーザーにも多彩な種類があるため、
その症状に合った(治療の相性がよい)レーザー機械であることがニキビ跡治療の近道になります。過去にニキビ跡治療が進まなかった方でもマシンを変えると効果が現れるかもしれません。そのためには、
よりレーザー機器の選択肢が多いクリニックを選びましょう。
ここではニキビ跡に治療にレーザー機械を使用する東京都内のクリニックを調べ、
取り扱いレーザー機器の種類が多いクリニック上位3院をご紹介します。
※2021年9月1日に、Googleで「ニキビ跡レーザー 東京」で検索し、上位に上がった東京都内のクリニック100院を調べた情報。単なるレーザー機器の取り扱い数ではなく「ニキビ跡治療」に使用すると公式サイトに明記されている種類を調べました。
掲載サイト内で最多の
レーザー取り扱い
セオリークリニック
画像引用元:セオリークリニック公式
https://theory-clinic.com/
種類
8種
レーザーの種類
「サイトンヘイロー」をはじめとする8種のレーザーに、サブシージョンやポテンツァなどニキビ治療の方法を多彩に展開。
移転直後の綺麗な環境で
ニキビ跡治療
みやた形成外科・
皮ふクリニック
画像引用元:みやた形成外科・皮ふクリニック公式
https://www.toracli.com/
種類
6種
レーザーの種類
2021年9月に同エリアの別ビルに移転。エコツーやコアといった米国産のレーザーのほか、多数のレーザー機器でニキビ跡治療を進めます。
ニキビ跡の
赤みが気になるなら
美容皮膚科
タカミクリニック
画像引用元:美容皮膚科タカミクリニック公式
https://takamiclinic.or.jp/
種類
4種
レーザーの種類
ニキビとニキビ跡の治療をメインに設立されたクリニック。レーザーのほか「タカミピーリング」でも知られています。