ワキの下にできてしまったニキビを見て「こんな場所にもニキビができるんだ…」と知った人もいるのではないでしょうか。悪化すれば、炎症を起こして痛みが出たり、しこりができたりすることもあります。ワキの下のニキビの原因やケア方法についてまとめました。ワキの下のニキビで悩んでいる方は参考にしてみてください。
ワキの下のニキビの原因は、汗を抑える「制汗剤の多用」だといわれています。制汗剤の特徴は、汗を分泌する汗腺に蓋をして汗や臭いを抑えることです。しっかり汗を抑えようと制汗剤をつけすぎてしまうと、毛穴が詰まってしまいます。毛穴の詰まりはニキビの原因のひとつ。制汗剤の使い方には注意しましょう。
ワキ毛の処理にも注意が必要です。処理方法を間違えるとニキビを引き起こす原因になります。処理前後のスキンケアを怠ったり、むりやり毛を引き抜いてしまうと、毛穴に負担がかかり、出血や開いてしまった毛穴に細菌が侵入して炎症を起こし、ニキビを引き起こす可能性があります。カミソリや毛抜きで処理をしている人は皮膚を傷めないよう気を付けましょう。
カミソリで処理をする場合は、はじめにワセリンやクリームを塗ってから行いましょう。剃る方向にも注意が必要です。毛の流れに従って上から下に行います。仕上げに残った毛だけを毛の流れに逆らって剃るようにすれば、肌を傷つけることはありません。
毛抜きの場合は、ホットタオルでまず温め、毛穴が開いた状態で抜くと抜けやすいでしょう。肌への負担を抑えることができます。ワキ毛処理のあとは肌が敏感になっているのでしっかり保湿をしましょう。
ワキを清潔に保つことも大事です。からだを洗う時はワキも丁寧に洗いましょう。汗や制汗剤をしっかり洗い流すように心がけてください。ボディーソープをたっぷり泡立ててやさしく洗うようにしましょう。入浴後は、化粧水や乳液で保湿してください。
ワキの下のできものはニキビとは限りません。粉瘤(ふんりゅう)や化膿性汗腺炎の可能性もあります。
粉瘤は、皮脂や垢が毛穴に溜まりしこりになったものです。別名「アテローム」とも呼ばれています。粉瘤の大きさは大小さまざま。潰すと臭いがある白い膿のようなものが出てきます。悪化すると痛みを伴うため、生活に影響を及ぼすかもしれません。
化膿性汗腺炎は、汗腺に菌が入り炎症を起こした状態です。原因の多くは、ふだん皮膚の中にいる菌が、毛穴の汚れや皮膚の傷などをきっかけに炎症を引き起こします。抗生物質を使って治療を行いますが、できものが大きくなったときは、切開して膿を出さなければなりません。
ワキの下のニキビを予防するには、制汗剤のつけすぎに注意し、からだを洗うときは制汗剤をていねいに洗い流しましょう。カミソリや毛抜きの処理前後は保湿が重要です。ニキビだと思っていたら、粉瘤や化膿性汗腺炎を引き起こしている場合もあるので、ケアに困ったらクリニックに相談してみましょう。
※上記はあくまでも目安です。ニキビ跡治療は基本的に美容医療となるため、保険は適用されません。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断により費用・治療期間・治療回数は大きく変動します。治療方法によっては表面麻酔等の費用が別途発生する可能性もありますので、クリニックまで直接お問い合わせください。
【ニキビ跡のレーザー治療におけるリスク・副作用】
個人差はありますが、レーザーを照射した箇所がヒリヒリしたり、赤くなったり、色素沈着が生じたりする可能性があります。フラクショナル照射(点状照射)の場合には、皮膚のザラつき、点状の出血、点状のかさぶたなどが生じる可能性もあります。
また、ニキビ跡治療に限らず、レーザー治療全般において疼痛・色素沈着・ざ瘡悪化といったリスクがあるので把握しておきましょう。
治療を受けるクリニック、選択するレーザー・機器の種類、治療方法、肌の状態、医師の判断によっても異なりますので、より詳しい副作用・リスクについては受診を検討しているクリニックまで直接お問い合わせください。
【サイト内に掲載している医療機器について】
皮下組織の炎症、炎症後の色素沈着、毛穴周辺の皮膚組織破壊、過剰な皮膚組織の再生・修復による肌の凹凸やしこりなど、ニキビ跡の原因は多岐にわたります。そのため、国内では医薬品医療機器等法上、「ニキビ跡の治療」を目的として厚生労働省に承認されている機器はありません。
ただし、「皮膚のフラクショナルリサーフェーシングを目的とした軟組織の蒸散」「正常組織の切開、病変組織の切除または蒸散」等の目的で承認されている医療機器を、ニキビ跡治療に利用するケースは多々あります。厚生労働省に承認されているかどうかの判断は、医療機器の使用目的によって変わってきますので、詳しくは対象となる医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせくださいませ。
【国内未承認医療機器の入手経路】
当サイトに掲載している医療機器の中には、国内未承認の医療機器が一部含まれています。入手経路については、国内販売代理店を通して購入しているケースや、医師による個人輸入のケース等、クリニックによって異なります。詳しくは各医療機器の取り扱いクリニックまで直接お問い合わせください。
【諸外国における安全性等に係る情報の明示】
国内外において、ニキビ跡への使用における重大なリスク・副作用は報告されておりません(2023年5月時点)。
ニキビ跡治療に使用する
レーザー機器を
豊富にそろえた
東京のクリニック
ニキビ跡をレーザーで治療したい方へ。
ニキビ跡が残ってしまった原因や体質・肌質は患者一人ずつで異なります。また、ニキビ跡治療に使われるレーザーにも多彩な種類があるため、
その症状に合った(治療の相性がよい)レーザー機械であることがニキビ跡治療の近道になります。過去にニキビ跡治療が進まなかった方でもマシンを変えると効果が現れるかもしれません。そのためには、
よりレーザー機器の選択肢が多いクリニックを選びましょう。
ここではニキビ跡に治療にレーザー機械を使用する東京都内のクリニックを調べ、
取り扱いレーザー機器の種類が多いクリニック上位3院をご紹介します。
※2021年9月1日に、Googleで「ニキビ跡レーザー 東京」で検索し、上位に上がった東京都内のクリニック100院を調べた情報。単なるレーザー機器の取り扱い数ではなく「ニキビ跡治療」に使用すると公式サイトに明記されている種類を調べました。
掲載サイト内で最多の
レーザー取り扱い
セオリークリニック
画像引用元:セオリークリニック公式
https://theory-clinic.com/
種類
8種
レーザーの種類
「サイトンヘイロー」をはじめとする8種のレーザーに、サブシージョンやポテンツァなどニキビ治療の方法を多彩に展開。
移転直後の綺麗な環境で
ニキビ跡治療
みやた形成外科・
皮ふクリニック
画像引用元:みやた形成外科・皮ふクリニック公式
https://www.toracli.com/
種類
6種
レーザーの種類
2021年9月に同エリアの別ビルに移転。エコツーやコアといった米国産のレーザーのほか、多数のレーザー機器でニキビ跡治療を進めます。
ニキビ跡の
赤みが気になるなら
美容皮膚科
タカミクリニック
画像引用元:美容皮膚科タカミクリニック公式
https://takamiclinic.or.jp/
種類
4種
レーザーの種類
ニキビとニキビ跡の治療をメインに設立されたクリニック。レーザーのほか「タカミピーリング」でも知られています。